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高周波ボルトヒータ工事

概要

タービン車室、大型バルブのフランジ、大型ポンプのフランジ等で使われているボルトは、芯部に穴が開いており、その穴の中にニクロム線を入れて加熱し、加熱によるボルトの伸びを利用して、ナットの脱着を容易にしてきました。高周波ボルトヒーターはニクロム線加熱を高周波による急速加熱に換えたものです。最近コンパクト化、軽量化された新鋭機ができ、更に使い勝手がよくなりました。

特徴
01 FEATURE
加熱時間が短いため、ボルトの脱着時間が大幅に短縮され定検短縮につながっています
02 FEATURE
ボルト部だけが急速に温まるため、フランジの熱膨張がなく高精度の締め付けが可能
03 FEATURE
新鋭機は、
①高周波発生装置と冷却水循環装置が一体化され、コンパクトになり重量も約1/3に軽量化されました。
②操作画面はカラー表示となり、異常、履歴は自動的に記録されます。
用途
  • 蒸気・ガスタービン車室ケーシングボルト(高圧・中圧・低圧)
  • 高圧主蒸気管(MS)ボルト
  • ブレードリング(BR)ボルト(高圧・中圧・低圧)
  • 高圧パッキンヘッド(PH)ボルト
  • 加減弁(CV)、主蒸気止弁(MSV)、低圧バイパス弁(LPBV)、再熱組合弁(CRV、ICV)